ホルター心電図とは
通常の心電図検査では、10拍ほどの心電図波形を記録します。
自覚症状がなく正常な波形であれば問題はありませんが、不整脈や波型の異常が記録された場合や、心電図を記録したときは症状がなくても それ以外の時に症状がある場合は、これだけでは判断ができません。
そこで、24時間自由行動下で連続して心電図を記録して、診断を試みる検査がホルター心電図です。
検査の対象例
- どのような不整脈か、どのような頻度で出るのかを見たい時
- 狭心症などの心電図変化が出ていないかを調べたい時
- 自覚症状が出た時に、実際にどのような心電図変化があるのかを確認したい時
- 失神発作が出る人
検査方法
胸部に電極と、電極とコードでつながった記録器を貼ります。
およそ24時間後に取り外します。
運動や仕事、飲酒などなるべく普段通りの生活を行なっていただきます。
最近はシャワーも可能になりました。
診察上必要と思われる場合 医師から検査の提案をさせて頂きますが、気になる症状がある場合などお気軽にご相談下さい。